意地悪な悪魔とアタシ。
玄関で、颯くんを待っていると

青山がゆっくりと1人で歩いてきた。

あたしに気付いてあたしに向かって






「お前、彼氏待ち?」

「ふぇ?あ、そうだよ。青山は??」

「育己待ってようかなって」

「え?イク何か委員会入ってたっけ?」







玄関にはあたしと青山しかいない。

静かなシーンとした玄関の雰囲気や

雨の静かに降る音で

あたしは、分からないけどドキドキした。


< 97 / 251 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop