学校では教えてくれない"不倫学"
不倫相手のキモチのなかで確実なのは、あなたに逢いたいという事実だけしかありません。

その上で「一緒になるからな」「あいつとは別れる」と言われたとしても、今のところそれは、実現していないのだから、ウソでしかありません。

政治家の公約みたいなものです。

政治家も、不倫の相手も、はじめからだまそうとしてる人もいるし、なかには百パーセント本気の人もいます。

ですが、キモチがあればなんとかできるものではないのです。

いくら政治家ががんばっても、理想どおりの政治ができるとはかぎりません。

それと同じように、不倫の相手も、フタをあけてみるまではわかりません。

別れようとしていたにもかかわらず別れられなければ、あなたはウソをつかれたと思うでしょう。

逆に、実は別れようとしたわけじゃないけど、家族にバレて、勢いであなたと一緒になったことなど知らなかったら、ウソじゃなかったと思うのではないでしょうか？


不倫の恋で悩む人は、「自分が」だまされているのかどうかばかり気にする人が多いです。

しかし、そう思ってる時点で、どんなコトバもきっと疑いの目で見るのではないでしょうか？

ですが、相手があなたに逢いたいと思うキモチや、あなたと一緒になりたいと言ったコトバが、ウソかどうかなんて、イミがありません。

大事なのは、「それが実現できるかどうか」なのです。政治家選びと、同じようなものです。

あなたは相手を信じて、待てるか待てないかを自分で判断して、相手に、自分の人生を賭けなければいけません。

オトナの恋愛であるということは、こういうこともふくんでいるのです。
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