立花香織の秘密
教室に入ると、数人の女子が私によってきた。
なんだろう? 私に用事かな? 一応学級委員だし。
そんなことを思っていると、声を掛けられた。
「ねぇ。あんたさ、ぶりっ子してんじゃないわよ!」
リーダーっぽい、女子が私に言ってきた。
「何ですか? いきなり!」
私はどなってやった。
うっとうしかったから……。
うざかったから……。
「ちょっと、ついてきてよ!」
女子は私にそう言ってきた。
私はおもしろいなぁと思い、OKした。

移動先は校舎裏だった。
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