立花香織の秘密




そして、私はまず、大輝の腕を刺した。




すると、
「俺のこと、思い出してくれ! 大輝だよ!」
と、言った。
私が記憶喪失だって、わかったんだ。
何でだろう?
まっ、いいか!




次に左足と、お腹を刺した。




「っく! お、お願いだ!おも、思いだ、出してくれ!」
と、叫んだ。
他の仲間は、リーノイでて一杯なのね。
私、有利じゃない!
もう、


殺そ!


私は大輝の心臓めがけて剣を振りかざした時だった。



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