大好きだよ
あたしは
まだ酔っているのか
頭が ボ-と
してた。

次郎の車で
帰るとこだった。

『愛ちゃん 心配したよ。』

『ごめんね
飲み過ぎちゃった。』
あたしは
謝った。

アパ-トに 帰り
2人で
いつものように
寝た。

これが あたしと
孝行の本当の
出会いだった。

まさか あの後
付き合うように
なるなんて
この時は
思いも
しなかった。

次郎を 愛していたから

2人でいる時間が
幸せだったから

この時間を
大切に したいと
思っていたから。
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