大好きだよ
『もしもし駄目
だったよ。』

次郎は『やっぱりなあ
大人たちは
理解してくれない。
アパ-ト借りたんだ』

次郎の言葉に
あたしは
びっくりした。
『2人の住家
家庭
愛ちゃんと
一緒にいたいから』

『次郎ありがとう』
あたしは
感激して
泣いていた。

そして 2人の
暮らしが
始まった。

結婚して
あたしは
名字が 変わった。

でも 結婚生活は
思ったより
甘くなかった。

ご飯は
お米たいて
ケチャップだけ
まぜて
玉子をのせた
オムライス
それでも
幸せだった。

最初は…

あたしたちは
喧嘩が
たえなくなった。

『あたしも
欲しいものあるし』

『おれだって
あるよ。
でも 愛ちゃんとの
生活 守る為に
働いている』

『分かってる
でも あたし
オシャレしたいし
スナックで
働きたい』

『分かった
そのかわり
送り迎えは
俺がやる』

あたしは
頷いた。

あのころは
わかすぎたんだ。
22才 スナック生活が始まった。
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