大好きだよ
朝起きたら、

孝行が
『おはよう』と
声を かけてくる。

あたしも
『おはよう』と
かえした。

『ご飯たべるか?
お前 イクラ
好きだったよな』

『うん 覚えていて
くれたんだ』

『うん 少し
待っててな』

孝行は 立ち上がって
厨房に 向かう。

そして
イクラたっぷりの
イクラ丼が
でてきた。

『美味しいよ
店長』

『そうか!良かった』

孝行は 優しい顔で
あたしの方を
みていた。

『御馳走さまでした』

あたしは
食べ終えた。

『もうちょっと
一緒にいたい。
駄目かな?』

あたしは
迷っていた。

もう朝 携帯が
鳴ってる。

多分次郎だろう?

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