大好きだよ
悲しかった。

苦しかった。

いろんな感情が
かけめぐる。

そして 次郎に
緊張しながら
電話する。

責められる事を
覚悟して

でも 自分の気持ちは
おさえられない。

『もしもし あたし
話があるの?
今アパ-トに
いるから
でてきてくれない?』

次郎は
『分かったよ
いますぐ 行く』

言われて
電話は きられた。

五分ほどしてから
アパ-トのドアが
開いた。

次郎が きた。
『何?話って』

『別れてください
好きな人が
できました』

あたしは 動揺する
心を 押さえて
そう 話を 切り出した。
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