はないちもんめ
新居
「わあ~ここが新しい家なんだ」
「そうだよ。恵の部屋はどこかなぁ~あはは」
会社の都合で
転勤になった私は
〇〇市にある
とある一戸建てを
借りる事になった。
娘もまだ小さいから
幼稚園でも
まだ友達も出来ると思い引っ越しを決意したのだ。
「10年たってると聞いたから古いかと思ったけどわりと良い部屋ね。家賃も安いし」
妻が言う様に
築10年、3DKで
4万5千円
駅から遠いのを
抜かせば文句なしの
物件だった。
ピーンポン・・・・
「あれ、誰か来たみたいだわ。あなた悪いけど、手が放せないの。出て貰えない」
家の中が引っ越しの
ダンボールで埋め尽くされてる中
掻き分ける様に
玄関へ向かった。
ガチャ
玄関の扉を開けると
ニコニコと笑った
老婆の姿があった。
私は一度、振り返り
家の中を見渡し
再度、玄関へと
目を向け老婆に伝えた。「お隣の方ですか?すいません。あはは、なんせ、今、引っ越したばかりなもんで・・・お~い、早紀、ご近所のおばあちゃんが、ご挨拶しに来てくれたよ」
私は妻の名前を呼ぶと
片付けをしていた妻が
玄関まで
散らかっている
ダンボールを
掻き分けながら来た。
「そうだよ。恵の部屋はどこかなぁ~あはは」
会社の都合で
転勤になった私は
〇〇市にある
とある一戸建てを
借りる事になった。
娘もまだ小さいから
幼稚園でも
まだ友達も出来ると思い引っ越しを決意したのだ。
「10年たってると聞いたから古いかと思ったけどわりと良い部屋ね。家賃も安いし」
妻が言う様に
築10年、3DKで
4万5千円
駅から遠いのを
抜かせば文句なしの
物件だった。
ピーンポン・・・・
「あれ、誰か来たみたいだわ。あなた悪いけど、手が放せないの。出て貰えない」
家の中が引っ越しの
ダンボールで埋め尽くされてる中
掻き分ける様に
玄関へ向かった。
ガチャ
玄関の扉を開けると
ニコニコと笑った
老婆の姿があった。
私は一度、振り返り
家の中を見渡し
再度、玄関へと
目を向け老婆に伝えた。「お隣の方ですか?すいません。あはは、なんせ、今、引っ越したばかりなもんで・・・お~い、早紀、ご近所のおばあちゃんが、ご挨拶しに来てくれたよ」
私は妻の名前を呼ぶと
片付けをしていた妻が
玄関まで
散らかっている
ダンボールを
掻き分けながら来た。