はないちもんめ
早紀のお母さんの
言葉は
早紀の心に
響いたに違いない。

早紀が涙ぐみながら
聞き首を縦に
一度ふると
早紀のお母さんは
優しく微笑む。

車で早紀の家を
後にする。
早紀のお母さんだけが
見送りに来てくれ
いつまでも
手を降り続けてくれた。
後から
早紀のお母さんから
聞いた話だが
早紀のお父さんは
私達が
いなくなった後
どうだったんだ?て
早紀のお母さんに
聞いていたらしい。
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