はないちもんめ
早紀は
張り裂けんばかりの
声で
青白い顔をした
女性に言い放つ!!
「どうして恵を連れて行こうとするのよ!!あなたには、あなたの子供がいるじゃない!!」
夫は早紀の声を聞き
早紀の元へ
急ごうと立ち上がる。
しかし
青白い顔をした女性は
こちらを
鋭い眼孔で睨みつける。
夫の体は
棒の様に固まり
動けなくなる!!
動けなくなった瞬間
宙に浮いた恵が
ニコッと微笑んだ。
そして
早紀と夫の心に
語りかけてくる様に
心の中で
過去の事が
映像化される。
これは・・・
恵が産まれた病院か・・早紀がいる・・・
「そうか!!女の子かぁ!!」
嬉しそうに笑ってる男は俺か・・。
「名前は恵。どんな時にも貧しい気持ちにはさせたくない。どんな時でも恵まれています様に。だから恵だ」
「なんか、ありふれた名前ね。フフフ」
「ありふれてるけど、この子は、世界でたった1人しかいない」
「そうね。ウフフ」
君が産まれる事で
どんなに
幸せを感じたか。
ありがとうって
言い足りないぐらい
感謝したんだ。
白い光に包まれる。
どこかの食堂だ。
近所の男の子と
一緒に行った時の・・・
張り裂けんばかりの
声で
青白い顔をした
女性に言い放つ!!
「どうして恵を連れて行こうとするのよ!!あなたには、あなたの子供がいるじゃない!!」
夫は早紀の声を聞き
早紀の元へ
急ごうと立ち上がる。
しかし
青白い顔をした女性は
こちらを
鋭い眼孔で睨みつける。
夫の体は
棒の様に固まり
動けなくなる!!
動けなくなった瞬間
宙に浮いた恵が
ニコッと微笑んだ。
そして
早紀と夫の心に
語りかけてくる様に
心の中で
過去の事が
映像化される。
これは・・・
恵が産まれた病院か・・早紀がいる・・・
「そうか!!女の子かぁ!!」
嬉しそうに笑ってる男は俺か・・。
「名前は恵。どんな時にも貧しい気持ちにはさせたくない。どんな時でも恵まれています様に。だから恵だ」
「なんか、ありふれた名前ね。フフフ」
「ありふれてるけど、この子は、世界でたった1人しかいない」
「そうね。ウフフ」
君が産まれる事で
どんなに
幸せを感じたか。
ありがとうって
言い足りないぐらい
感謝したんだ。
白い光に包まれる。
どこかの食堂だ。
近所の男の子と
一緒に行った時の・・・