はないちもんめ
「勇次くんはハンバーグ食べるんだって恵は何を食べるの?」
「自分で言うからいい・・・」
恵は負けず嫌いだから
食堂のおばさんに
自分で注文するって
言ってたよね。
「何を注文するか。決まった?」
「僕、ハンバーグ食べたい!!」
「ほら恵も自分で頼むんでしょ」
「・・・・・」
「もうしょうがないんだから、もう一つハンバーグ定食、お願いします」
「恵も自分で言えばいいのなぁ~なんで言わないんだよ~」
「恵だって自分で言えるもん!!え~ん、え~ん」
そう
結局
自分で頼めなくて
勇次くんの言葉で
泣いちゃったんだったね。
負けず嫌いで
頑固な所は
誰に似たのかな?
再び白い光が包み込む。
ここは病院?
恵がベッドで
酸素マスクを付け
横になっている。
私と早紀が
見守るように
恵の手を
握り締めている。
白衣を来た医師が
私と早紀の顔を
見るなり
首を横に振り
その場を
離れようとする。
早紀は涙を流しながら
医師の腕を掴む。
「お願いします!!初めての子供なんです!!助けて下さい!!」
医師は早紀に
もう一度
首を横に振り
病室から去ってしまう。
「自分で言うからいい・・・」
恵は負けず嫌いだから
食堂のおばさんに
自分で注文するって
言ってたよね。
「何を注文するか。決まった?」
「僕、ハンバーグ食べたい!!」
「ほら恵も自分で頼むんでしょ」
「・・・・・」
「もうしょうがないんだから、もう一つハンバーグ定食、お願いします」
「恵も自分で言えばいいのなぁ~なんで言わないんだよ~」
「恵だって自分で言えるもん!!え~ん、え~ん」
そう
結局
自分で頼めなくて
勇次くんの言葉で
泣いちゃったんだったね。
負けず嫌いで
頑固な所は
誰に似たのかな?
再び白い光が包み込む。
ここは病院?
恵がベッドで
酸素マスクを付け
横になっている。
私と早紀が
見守るように
恵の手を
握り締めている。
白衣を来た医師が
私と早紀の顔を
見るなり
首を横に振り
その場を
離れようとする。
早紀は涙を流しながら
医師の腕を掴む。
「お願いします!!初めての子供なんです!!助けて下さい!!」
医師は早紀に
もう一度
首を横に振り
病室から去ってしまう。