はないちもんめ
夫の言葉に
感情を露わにして
テーブルを
バンッ!!と
両手で叩き
その場を
離れようとする早紀。
「どうして信じてくれないのよ!もう!!良いわよ!!」
夫は
慌てて早紀の
肩に手をかける
「おい!!ちょっと待てよ」
夫の手を振り払う様に
ヒステリックな声で
伝える早紀。
「あなただって、居ないはずのおばあちゃん見てるでしょ!!あれは何!?」
ヒステリックな声に
困り果てた様に
伝える夫。
「あれは疲れていたからだよ。無意識の内、街ですれ違ったおばあちゃんが記憶が残っていて居たものとして見えてしまった。寝ている時、見ず知らずの人が夢に出てくるのと同じ理由だよ。意識はしてないのに脳がすれ違った人を記憶してしまうって事があるんだよ。特に幽霊を見やすい状態の時は、疲れている時や極度の睡眠不足の時に多いんだよ。今度、俺が休みの時に、怪奇現象が起きたら、一緒に解決しよう。解決出来た時、な~んだ、そんな事かと言えるハズだよ」
夫の言葉に
早紀は言葉を
発する事なく
納得いかない面持ちで 床に就いた。
その夜は
何も起こる事は
なかった・・・・
感情を露わにして
テーブルを
バンッ!!と
両手で叩き
その場を
離れようとする早紀。
「どうして信じてくれないのよ!もう!!良いわよ!!」
夫は
慌てて早紀の
肩に手をかける
「おい!!ちょっと待てよ」
夫の手を振り払う様に
ヒステリックな声で
伝える早紀。
「あなただって、居ないはずのおばあちゃん見てるでしょ!!あれは何!?」
ヒステリックな声に
困り果てた様に
伝える夫。
「あれは疲れていたからだよ。無意識の内、街ですれ違ったおばあちゃんが記憶が残っていて居たものとして見えてしまった。寝ている時、見ず知らずの人が夢に出てくるのと同じ理由だよ。意識はしてないのに脳がすれ違った人を記憶してしまうって事があるんだよ。特に幽霊を見やすい状態の時は、疲れている時や極度の睡眠不足の時に多いんだよ。今度、俺が休みの時に、怪奇現象が起きたら、一緒に解決しよう。解決出来た時、な~んだ、そんな事かと言えるハズだよ」
夫の言葉に
早紀は言葉を
発する事なく
納得いかない面持ちで 床に就いた。
その夜は
何も起こる事は
なかった・・・・