はないちもんめ
7日目 住職 早紀と恵
私は仕事の帰り
住職に会う為
家に向かう途中にある
寺に車を走らせていた。あの時と同じ様に
道の左右には
深い杉林が広がっておりヒグラシが
カナカナと
鳴いていた。
杉林の中で鳴く
ヒグラシは
音響の様に
聞こえてくる。
なぜだか
今日は
やたらと寺が
遠くにある様な
感じがした。
しばらく
車を走らせるが
一向に寺に
着く気配がない。
「おっかしいなぁ~、道だって間違え様が無いのに・・・」
車の中
1人で呟く私・・・
しばらく走ると
道の途中にある
駐在所から
1人の警官が
出てくる。
そして私の車を
止める。
警官は
車のガラス越しから
私を見て
車のガラスを叩く。
コンコン・・・
車のガラスを開ける。
「あんた、さっきから何やってんだ!!おんなじ所をグルグルと回っていて!!」
怒った様な口調で
伝えてくる警官。
同じ所を回っている?
私は不思議に思い
警官に疑問を
投げかける。
「いや・・・同じ所なんて回ってませんよ。お寺に行きたかったので県道〇〇号線を、ひたすら真っ直ぐ、走っていたんですよ」
警官は
自分の腕に
身につけている
腕時計を見ながら
伝えてくる。
住職に会う為
家に向かう途中にある
寺に車を走らせていた。あの時と同じ様に
道の左右には
深い杉林が広がっておりヒグラシが
カナカナと
鳴いていた。
杉林の中で鳴く
ヒグラシは
音響の様に
聞こえてくる。
なぜだか
今日は
やたらと寺が
遠くにある様な
感じがした。
しばらく
車を走らせるが
一向に寺に
着く気配がない。
「おっかしいなぁ~、道だって間違え様が無いのに・・・」
車の中
1人で呟く私・・・
しばらく走ると
道の途中にある
駐在所から
1人の警官が
出てくる。
そして私の車を
止める。
警官は
車のガラス越しから
私を見て
車のガラスを叩く。
コンコン・・・
車のガラスを開ける。
「あんた、さっきから何やってんだ!!おんなじ所をグルグルと回っていて!!」
怒った様な口調で
伝えてくる警官。
同じ所を回っている?
私は不思議に思い
警官に疑問を
投げかける。
「いや・・・同じ所なんて回ってませんよ。お寺に行きたかったので県道〇〇号線を、ひたすら真っ直ぐ、走っていたんですよ」
警官は
自分の腕に
身につけている
腕時計を見ながら
伝えてくる。