はないちもんめ
※ 早紀と恵
「じゃあ、仕事に行ってくるよ」
朝7時10分
仕事へと行く夫。
早紀は
恵の様子を
見に行く。
「37.5度。もう少しだね」
優しく恵に
声をかける。
「あと、もう少し?」
体調
悪そうに伝えてくる。
「うん。後、少し、お熱が下がれば幼稚園に行けるよ」
恵を元気づける様に
恵に伝える。
恵も大きく頷き
ながら首を縦に振る。
「うん!!」
恵の頭を
優しく撫で
テレビの
ある部屋へ行き
朝食を
食べ終わった
食器を
片付ける早紀。
「・・・あはは・・・父ちゃん・・・」
早紀は
見知らぬ声が
聞こえた様な
気がした・・・
耳を研ぎ澄ます様に
物音を立てずに
意識を集中させた・・
「・・もう・・本当に・・・ウフフ・・・」
誰かが
楽しそうに
話している声が
聞こえる・・・。
「・・・サヨちゃん・・・あそぼ・・・」
ドンドンドン
誰かが
ドアを叩く音がする・・
「あっ・・・トキちゃんだ・・・・」
タッタタタ・・・
家の廊下を
走る音が
早紀のいる部屋から
充分すぎるぐらい
聞こえた・・・・・
ガチャ
「・・・母ちゃん・・・い・・・来るね」
バタン・・・・
「じゃあ、仕事に行ってくるよ」
朝7時10分
仕事へと行く夫。
早紀は
恵の様子を
見に行く。
「37.5度。もう少しだね」
優しく恵に
声をかける。
「あと、もう少し?」
体調
悪そうに伝えてくる。
「うん。後、少し、お熱が下がれば幼稚園に行けるよ」
恵を元気づける様に
恵に伝える。
恵も大きく頷き
ながら首を縦に振る。
「うん!!」
恵の頭を
優しく撫で
テレビの
ある部屋へ行き
朝食を
食べ終わった
食器を
片付ける早紀。
「・・・あはは・・・父ちゃん・・・」
早紀は
見知らぬ声が
聞こえた様な
気がした・・・
耳を研ぎ澄ます様に
物音を立てずに
意識を集中させた・・
「・・もう・・本当に・・・ウフフ・・・」
誰かが
楽しそうに
話している声が
聞こえる・・・。
「・・・サヨちゃん・・・あそぼ・・・」
ドンドンドン
誰かが
ドアを叩く音がする・・
「あっ・・・トキちゃんだ・・・・」
タッタタタ・・・
家の廊下を
走る音が
早紀のいる部屋から
充分すぎるぐらい
聞こえた・・・・・
ガチャ
「・・・母ちゃん・・・い・・・来るね」
バタン・・・・