はないちもんめ
恐怖と戦いながら
時刻はゆっくりと
進んで行く・・・
20時15分・・・
21時36分・・・
23時18分・・・
無情にも
時間ばかり
過ぎて行き
夫は帰ってくる
様子がない・・・
帰りの遅い
夫の帰りを不安に思い
時間的にも
居るはずの無い
会社へと
電話の受話器に
手をかけ
指でダイヤルを回す
トゥルルル・・・
トゥルルル・・・
受話器から聞こえるのは呼び出し音だけだった。
1時20分・・・
日付が変わっても
夫は
帰って来ない・・・
ガチャ
ドアノブが
回る音がする
早紀は
一瞬
夫が帰って来たんだと
胸を高鳴らせる。
しかし
ドアが開いた瞬間
夫以外の
何者かもしれない・・・
開くドアを
ジッと見つめる。
ドアが開くと
疲れきった
夫の姿があった。
早紀は
夫の姿を見て
伸ばしたゴムが
緩むかの様に
安心した。
早紀は
目から涙が
こぼれ落ちる。
「遅かったじゃない!!何やってたのよ!!恵が大変な事に、なってたのよ!!」
早紀の言葉を
耳にしと
布団で寝ている
恵にかけよる。
早紀は
夫に
今まであった事を
涙ながらに話した。
時刻はゆっくりと
進んで行く・・・
20時15分・・・
21時36分・・・
23時18分・・・
無情にも
時間ばかり
過ぎて行き
夫は帰ってくる
様子がない・・・
帰りの遅い
夫の帰りを不安に思い
時間的にも
居るはずの無い
会社へと
電話の受話器に
手をかけ
指でダイヤルを回す
トゥルルル・・・
トゥルルル・・・
受話器から聞こえるのは呼び出し音だけだった。
1時20分・・・
日付が変わっても
夫は
帰って来ない・・・
ガチャ
ドアノブが
回る音がする
早紀は
一瞬
夫が帰って来たんだと
胸を高鳴らせる。
しかし
ドアが開いた瞬間
夫以外の
何者かもしれない・・・
開くドアを
ジッと見つめる。
ドアが開くと
疲れきった
夫の姿があった。
早紀は
夫の姿を見て
伸ばしたゴムが
緩むかの様に
安心した。
早紀は
目から涙が
こぼれ落ちる。
「遅かったじゃない!!何やってたのよ!!恵が大変な事に、なってたのよ!!」
早紀の言葉を
耳にしと
布団で寝ている
恵にかけよる。
早紀は
夫に
今まであった事を
涙ながらに話した。