はないちもんめ
住職は
穏やかながら
厳しい視線を
シーンとしている
部屋の中で
伝えている。
「関係なくはない・・挙げ句の果てには、恵ちゃんの命も1度ならず2度も奪おうとする。あなたが、忘れなければ子も忘れる事が出来ぬ。我が子を、その手で苦しめているのは、あなただと言う事だと言う事が分からぬかな?」
穏やかな顔から
険しい顔に
一転する住職。
「それが、あなたが出した答えか・・・子供達を味方に付け、自分の身を守るとは・・・」
住職と見えぬ誰かと
やりとりを見ていた
早紀だが
一瞬だったが
住職の前に
おぞましい
顔付きをした女性を
守る様に
男の子や女の子が
囲むようにしている
様子が目に映った。
そして
住職を
まるで
「おかあさんに意地悪をするな!!」と
言わんばかりに
押している姿が
目に焼き付いた・・・
早紀は
その場に
座り込み
口を覆う様に
手をあてた。
その姿を見た
住職は
すかさず早紀に
伝える。
「ひとまず、この部屋から出ましょう。さあ・・」
座り込んでしまっている早紀の
手を掴む。
しかし
立ち上がりたくても
立ち上がれずにいる早紀
穏やかながら
厳しい視線を
シーンとしている
部屋の中で
伝えている。
「関係なくはない・・挙げ句の果てには、恵ちゃんの命も1度ならず2度も奪おうとする。あなたが、忘れなければ子も忘れる事が出来ぬ。我が子を、その手で苦しめているのは、あなただと言う事だと言う事が分からぬかな?」
穏やかな顔から
険しい顔に
一転する住職。
「それが、あなたが出した答えか・・・子供達を味方に付け、自分の身を守るとは・・・」
住職と見えぬ誰かと
やりとりを見ていた
早紀だが
一瞬だったが
住職の前に
おぞましい
顔付きをした女性を
守る様に
男の子や女の子が
囲むようにしている
様子が目に映った。
そして
住職を
まるで
「おかあさんに意地悪をするな!!」と
言わんばかりに
押している姿が
目に焼き付いた・・・
早紀は
その場に
座り込み
口を覆う様に
手をあてた。
その姿を見た
住職は
すかさず早紀に
伝える。
「ひとまず、この部屋から出ましょう。さあ・・」
座り込んでしまっている早紀の
手を掴む。
しかし
立ち上がりたくても
立ち上がれずにいる早紀