はないちもんめ
住職は胸元から
御札を出し
床に貼り
早紀を引きずる様に
テレビのある部屋へと
連れ出す。
時間が経ち
少しずつ
平静を取り戻す早紀。
住職は心中を
気遣いながら
早紀に静かに
話し始める・・・。
「大丈夫ですか・・・?もう、お気づきかと思いますが、この家には、多くの子供の霊がいます。この家と言うよりは、この地に集まっています。早紀さんも何度か、見ているとは思いますが、女性の霊もいます。この女性の霊が、恵ちゃんと良く遊んでいるたろうさんとサヨちゃんのお母さんです。そして、恵ちゃんの命を奪おうとしたのもお母さんの霊です。旦那さんも見てるはずです。お母さんとお話をしたのですが、私の言葉に耳を傾けてくれない所か、子供達を味方につけ、私を追い出そうとしてしまいます・・・・そして、早紀さんの後で常に心配して見守っている方がいます。それは、早紀さんが幼い頃、病にかかり亡くなられている、おばあちゃんです。恐らく早紀さんが幼すぎて記憶に無いと思いますが・・・ここに引っ越され初日に旦那さんが、お会いされていると思います。早紀さんも旦那さん、そして、恵ちゃんも助けられています」
御札を出し
床に貼り
早紀を引きずる様に
テレビのある部屋へと
連れ出す。
時間が経ち
少しずつ
平静を取り戻す早紀。
住職は心中を
気遣いながら
早紀に静かに
話し始める・・・。
「大丈夫ですか・・・?もう、お気づきかと思いますが、この家には、多くの子供の霊がいます。この家と言うよりは、この地に集まっています。早紀さんも何度か、見ているとは思いますが、女性の霊もいます。この女性の霊が、恵ちゃんと良く遊んでいるたろうさんとサヨちゃんのお母さんです。そして、恵ちゃんの命を奪おうとしたのもお母さんの霊です。旦那さんも見てるはずです。お母さんとお話をしたのですが、私の言葉に耳を傾けてくれない所か、子供達を味方につけ、私を追い出そうとしてしまいます・・・・そして、早紀さんの後で常に心配して見守っている方がいます。それは、早紀さんが幼い頃、病にかかり亡くなられている、おばあちゃんです。恐らく早紀さんが幼すぎて記憶に無いと思いますが・・・ここに引っ越され初日に旦那さんが、お会いされていると思います。早紀さんも旦那さん、そして、恵ちゃんも助けられています」