光がさす先には…

―学校―

校門の前で先生が
立って挨拶をしている。
この門をくぐればまた
普通の毎日...か(笑)
そんなこと考えてたら…

バッシーンっっ


「朝から浮かない顔
しとんなよ、祖さん」

私を祖さんと呼ぶのは
橘 真優(18)んで同い年。
4月生まれだからもう18歳らしい←


「てか、いったーいっ!!!!」

「祖さん、大声出したら五月蠅いし
今更な反応じゃないですか?」

「……真優?★ニコッ」

「あ、うっ…ごめんなさい。」

「ふふ、まぁ~ええけど(笑)」


そんなこんなでいつも真優の
おかげここまでこれたから
何も言えないのは
こっちなんだけどね(苦笑)


「ちょ、話し聞いてた?」

「うぉっ、ごめんごめん
もう一回お願い!!」

「もーう。あんね、また同じ
クラスやって言いたかってん!!!!」

「おーまぢか~。
良かった良かった(笑)」

「もぉー反応薄いことー。
そんなにうちの事嫌いなーん?!」

「好きです好きです(笑)」

「棒読みすぎー(泣)←」

「嘘々(笑)真優、好きだよー!!!!」

「あは、やったあ~//」


本当可愛らしい奴めぇw

「はいはい、いちゃいちゃ
しないで下さい。」

「「あ、潤じゃん(やん)」」

「凄いハモりよう(笑)」

「でしょー?うちと祖さんとの
関係なめちゃかんよ?!」

「いや、なめたら汚い」

「そーゆうことちゃうよ;;」

「あはは、解ってるよ。」

「よし、教室行こっか」

「「え??潤もクラス一緒なの?」」

「おう!!お前らは俺と一緒で
嬉しくねぇーのかよ....」

あっ、言い忘れてましたが
この男は小学生からの
幼馴染みで橋本潤(17)
もちろんだけど同い年。

「男のくせに情けない」

「唖依美、酷い..」

「酷いのはどっちよ」

「......え?え?!」

「「潤、教室ついたよ」」

「お、おうっ!!」



三人は教室に入るなり
各自の席に座った。




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