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有川 浩
図書館戦争 シリーズ(4巻完結)
有川 浩。
私は昔から(中学時代、書店に初めて注文を入れてまで買ったのがこの人だった)この作者が好きだった、けれども。
ずっと、「彼」だと思っていた。
それは、有川さんの作品に初めて触れたのが「クジラの彼」っていう自衛隊物だったから
と、言い訳してみる。自衛隊物だし彼ってタイトルに入ってるし、みたいな。
アリカワ ヒロ。女性です。
っていうか、男性にこんな読んでてこっぱずかしさで思わず噴き出せるようなこんな文章書けない(それも偏見)。
ちなみに最近昼ドラになった「インディゴの夜」作者加藤実秋さんも「カトウ サネアキ」だと思っていた。カトウ ミアキ。女性です。
そんな私は、このシリーズの最重要人物(っていうかヒーロー、郁に言わせるなら王子様)「堂上」も、「ドウガミ」と思って2巻まで読んだ。
終わってる。3巻の2章まで読んで「ドウジョウ」だと気づいた。
笑うしかない。あはは。
ルビ読まない、難しいところはナナメ読み、んで完全なるキャラ読み。
ひどい読者です。
でも、また言い訳させてもらうなら。
それだけこの物語に没頭してたってことで。
とにかく、先が気になるんです。
「関東図書隊」と「メディア良化委員会」の検閲をめぐる抗争。
170㎝戦闘職種大女と165㎝鬼教官の恋模様。
難聴を患う少女の初恋。
主人公、郁の無理無茶無謀っぷり。
個人的には手塚くんの恋が可愛くて好きだけど。
バスで読んでて、思わず笑い声が「ンフッ」ってなって
必死でせき込む真似しながら「喉痛いんです~」って猛アピらなくてはならない
というオプションまで付いてました、私には。
あ~恥ずかしかった。
ちなみに笑った箇所
「このケーキ、一口サイズだな、こりゃ」
「それは隊長だけです!少しは味わって食べていただけませんかね!」
「味わった味わった、苺らしき味がした」
伝わるかな、伝わんないだろうな。
やっぱ前後を端折っちゃダメだな。
別冊も買おうと思います。