Garnet~ガーネット~
別れ
涼吾と連絡を取らなくなって1ヶ月。
そろそろ限界だった。
連絡したくて、声が聞きたくて、会いたくて…。
でも連絡をくれない涼吾が腹立たしくて、悔しくて、一人泣く日もあった。
意地を張るしか出来ない自分が恨めしい。
もっと素直になれたら、涼吾とも今頃こんな状態になんてなってなかったのかもしれないのに。
後悔という時は『後で悔やむ』と書くのだから、先に悔やむことなんてできるわけない。
「桜良ちゃん!!今週の土曜日って暇!?」
カウンターの奥から西原が顔を出した。
桜良のいるホールよりも一段高い位置にあるカウンターに、元々背の高い西原が立つと、いつもより相当大きな人に見える。
桜良のツムジまで見下ろされそうだ。
「明後日ですか?暇です~!だって彼氏と最近さっぱり連絡とってないんですもん。入る予定も入りませんよぉ。」
「よし!じゃあその愚痴もついでに聞いてやるから!」
「土曜日、何するんですか?」
「バーベキューしようと思うんだ!」ニカッと西原が笑う。
「本当ですか~!!行きたいです!!他には誰が」
そろそろ限界だった。
連絡したくて、声が聞きたくて、会いたくて…。
でも連絡をくれない涼吾が腹立たしくて、悔しくて、一人泣く日もあった。
意地を張るしか出来ない自分が恨めしい。
もっと素直になれたら、涼吾とも今頃こんな状態になんてなってなかったのかもしれないのに。
後悔という時は『後で悔やむ』と書くのだから、先に悔やむことなんてできるわけない。
「桜良ちゃん!!今週の土曜日って暇!?」
カウンターの奥から西原が顔を出した。
桜良のいるホールよりも一段高い位置にあるカウンターに、元々背の高い西原が立つと、いつもより相当大きな人に見える。
桜良のツムジまで見下ろされそうだ。
「明後日ですか?暇です~!だって彼氏と最近さっぱり連絡とってないんですもん。入る予定も入りませんよぉ。」
「よし!じゃあその愚痴もついでに聞いてやるから!」
「土曜日、何するんですか?」
「バーベキューしようと思うんだ!」ニカッと西原が笑う。
「本当ですか~!!行きたいです!!他には誰が」