また会う日まで
再会
ピピピ……
目覚まし時計が鳴り響き、腕を伸ばしてその音を止める。
うるさい音が鳴り止み、また夢の中に入ってしまいそうになった。
危ない、危ない。
二度寝なんかしてさまったら、完璧に遅刻してしまう。
眠たい目をこすりながら、大きなアクビをした。
ベッドの上で大きく伸びをして、仕事に行く支度へと取り掛かる。
朝食を摂りながらテレビの占いを観ると、私の星座は今日の運勢が1位だった。
何かいいことが起こりそうな予感を胸に、慌ただしく食器を片付け家を出た。