また会う日まで
「大丈夫?」
「うん、何とか。」
少しフラフラとした足取りで、優輝は倒れ込むようにソファーに座った。
「病院に行かなくていいの?」
「大丈夫だよ。」
「もしかして、ずっと体調悪かったの?」
「いや、朝ここに戻ってきてから。」
「そっか。」
話し声はしっかりしているけれど、優輝はすごくダルそうだった。
熱冷ましシートを額に貼り、暖かくして優輝をベッドに寝かせる。
やっぱりダルかったのか、優輝はすぐに眠りについた。
時折、苦しそうに優輝は唸っていた。