また会う日まで
過去
次の日、仕事が終わり外に出ると、約束通り優輝は来ていた。
「お疲れさん。」
「ごめん、待った?」
「いや、全然。」
肩を並べて歩きだす。
「どうする?
どっか行く?」
「レンタカー借りて、俺らの地元にでも行く?」
「いいね、それ。」
早速、私達はレンタカーを借り地元へと向かった。
地元と言っても車でわずか20分のところ。
もちろん、運転は優輝がしてくれた。
「うわっ、ヤベェ。
めっちゃ懐かしい。」
「本当だ。
小学校見るのも久しぶりだよ。」
私と優輝の出会いは、小学生の時。
同じクラスで、席が近かった。