また会う日まで
永遠
目を覚ますと、朝日が昇り始めていた。
窓を開け、外の空気を取り込む。
着替えを済ませ、リビングへと下りて行った。
「おはようございます。」
「おはよう。」
リビングにはおばさんだけが居て、朝食の準備をしていた。
「私も手伝います。」
「ありがとう。
じゃあ、お味噌汁作ってもらおうかな。」
「はい。」
ひとまず、優輝の元へと行き手を合わせる。
それからお味噌汁を作った。
こんな風に、おばさんとキッチンに並んで料理を作るなんて思わなかった。
そう考えるだけで、鼻の奥がツンと痛くなった。