また会う日まで
「せっかく来てくれたのに、手伝わせちゃってごめんね。」
「いえ。
何かしてる方がいいですし、私が無理言って来たのでどんどん使って下さい。」
「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかしら。」
「はい。」
トントンとネギを切り、豆腐とわかめを入れてお味噌汁を仕上げる。
「ご飯よそってくれる?」
「はい。」
4人分のお茶碗にご飯をよそい、ダイニングテーブルへと運ぶ。
ちょうどよく、おじさんとともちゃんが起きてきた。
4人でテーブルを囲い朝食をとる。
後片付けもテキパキと済ませ、着替えをして私はずっと優輝の側に座っていた。