また会う日まで


全てが終わり、優輝は小さな骨壷におさまってしまった。


優輝がいない喪失感は言葉じゃ言い表せないけど、優輝と過ごしたわずかな時間を胸に私はこれからも生きていく。


時には寂しくて泣き叫ぶことがあるかもしれない。


時には苦しくてもがくことがあるかもしれない。


でも、そんな時は空を見上げてみようと思う。


きっと優輝が見守ってくれているだろうから。


私の心の中で、優輝は生きている。


でも、来世では離れることなく一緒になりたいね。


結婚して、子供が生まれて、幸せな家庭を築きたい。


これが私の願い。


また会うその日まで、私はあなたを忘れない―――



【END】
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