*写真屋の恋*
「あ、あ、あぁあ、あの…!」
Yシャツが肌に当たる。
後ろから回された腕が毛布のように暖かい。
髪にふぅっとセンセイの息がかかって、心臓がバコバコと壊れだす。
「ゆな君不足。」
「ぁあの、何を…」
「何って、補給だよ。」
ゆな君の補給ー。とセンセイはふざけながらふわりと笑った気がした。
「うーん、自分で決めた事だけど、やっぱり、ね。」
「?」
振りほどきたくても、私には無理。ホントはずっとこうしていて欲しい。でも…