*写真屋の恋*


子供じゃないんだから…もう、と組み敷いてる本人が言っても全然説得力がない。


「俺もね?ここまでするつもりなんかなかったんですけど……。」


「け、け、けど何?!」


「…ゆなさんてキスもしたことないんでしょう?」


ボッっと恥ずかしさで顔が熱を持つ。


「…なっ!なっ!~~~~っ!!」



なっ!


なかったらなんなのよーっ!!泣


そうよ!良い年してチューもまだよー!泣


悪いかバカー!!泣



私の心の声が聞こえたのか、キッと睨んでも峯村君は何故か無邪気に微笑んだ。




「綺麗なものって、汚したくありません?」





うわーーーーー!!




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