*写真屋の恋*
「何を保留、だって?」
「うわーーー!!」
ガシャン!!
「ゆな君、今何隠したの。」
「なんでも!なんでもないですー!!」
うわわわびっくりした!なんでセンセイ後ろに立つとき気配ないのー!!泣
怪しい…と、センセイの綺麗な目が訴えかけるけど、私は目をそらせてとりあえず耐える。
「センセイもう会議終わったんですか?」
トンッ
「終わったよ。ゆな君は?…まだみたいだね、珍しい。」
!
ちょっ…///
ちちちちち近すぎるー!!
センセイは私を間に挟みながら両腕を机に置き、半場覆い被さるように私を見下ろしていた。
逃げようにも足の間にもセンセイの足を割り入れられ、身動き取れない状態。
うっは…っ
なんかこの体制すごいエロいんですが…っっ
センセイの優しい瞳に隠された鋭い光が、私の隠してるもの全てをさらけ出そうと一層力が入る。
腕と腕。
足と足。
かすかな息。
触れる全てからセンセイを感じとってしまって、勝手に体が熱くなる。
「…ゆな君。」
ほんとやめてほしい。
腰砕けになるこっちの身にもなってほしい。