*写真屋の恋*
「ぅはぅっ…あのっ、そのっ、スイマセン掃除終わってなくて…すぐしますんで……、センセイ離して…」
「離さない。話はまだだからね。」
む、ムリムリムリムリ!この体制でどんな話するのーっ!!
「いやあのホントなんでもないんですって…っ」
「ゆな君、正直にいいなさい?」
ジリジリ…
「ね?良い子だから。…何か嫌な予感がするんだよ。」
徐々にセンセイとの距離が狭くなっていく。
背中が机にくっつきそうだ。
うあ、
やっ…無理っ///
これ以上は、心臓が持たない…っ!!
「……うわーー、エッロ。」
ってうぎゃーーーー!!
いつの間にか扉に企画部の舞さんがぐるぐる巻いた紙の束を抱えて無表情で立っていた。
み
見られたーーーー!!