アスファルトと空
コンビニの照明は、アイドルの歯のように白く眩しい。
暗闇からやってきた私は太陽拳を食らった。

しかし私は負けない。
目を細めながらも、店内の奥へと進む。
ぎゃっ!ビールしかない!?

何度も言うようだけど、未成年の飲酒はダメなんですからね(笑)。
絶対!!ですよ?

う~ん・・・ビールかぁ・・・。
お気に入りの銘柄がない。
仕方がない、女子高生らしく【限定】という文字にでも惹かれてみますか。
春限定ビールを手に取る。

つまみはいるだろうか?
身体を横に向けると、缶チューハイがあった。
しかし、これまたお気に入りの銘柄がない。

またもや仕方がない。
お得そうなものにしよう。

レジへと向かう。
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