僕の愛でキミを守る

「「-キャァァ-」」


私を呼ぶ声とともに、クラスの女の子たちが騒ぎ始め…
一斉に教室の入り口へと詰め寄せた。


私は、そんな群がる女の子たちの先に視線をやり、ジーッと見つめた。




「あ゛ぁ゛~!!雛森!?何してるの!!!!」


女の子達の先に居たのは、パパの運転手兼、私の世話役の雛森 翔だった


雛森が高く上げた手に見えるは忘れていた私のお弁当


ラッキー!!さっすが雛森♪


なんて思いながら私は女の子たちの群れに突入!


必死にかき分け、ようやく雛森の元にたどり着いた




「愛架さん…これお忘れでしたよ…」


「ありがとう~雛森♪」





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