僕の愛でキミを守る

私は教室を飛び出し、保健室の前まで来ていた


-……ガラッ……--


保健室の扉を開け、中に入ると…


「あらっ、川中さん?どうしたの?」


「先生…どうして!?」


私は、かなりの健康優良児で、めったに保健室には来ない


なのに、先生は私の名前を知っていた。



先生…だから…当たり前?

なんて、考えていると




「だって、川中さん学校で有名じゃない…綺麗だし…それに…」


「それに…?」


このあとの返事は何となく想像できる。



「倉橋くんのお気に入りじゃない…よく、ここに来て川中さんのこと話していくのよ」


クスッと笑みをこぼす先生


アイツ~!!!!


ここで、何を言ってるの~





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