僕の愛でキミを守る

「椿センパイって顔はイケてるのに…ちょっとねぇ…」


「そうそう川中さんも大変だよね!私普通の顔に産まれてよかった♪お母さんに感情だよ」


「いえてるぅ~」





こんな噂話はセンパイに付きまとわれるようになってから毎日されている。


今じゃ…全然へいき!気にもしていない。





「おい!!君たち!僕の愛しの愛架チャンの悪口を言うんじゃない!」


「ごめんなさい~椿センパイ!!もうしません!」


「キャハハハッ♪」


「分かれば良いのだ。愛架チャンを悪から救ったぞぉ!」



一人、大はしゃぎするセンパイを見ていると…


何だか疲れる…




ハァァ~。

後輩たちにバカにされてるだけだと思うよ…


センパイ…




それぐらい気づいてよ!








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