SugarⅠ
胸の奥がキュッとなる。
まだダメだ。
こんな状態で告白なんて。
俺にはそんな資格ない。
「姫仲今まで1人で頑張ってきたからさ、これからは俺が姫仲を助けてあげる。」
「え…?」
立ち上がって、綺麗な青空を見つめながら、伸びをする。
「今すぐにリストカットを止めろとは言わないよ。」
「……………」
「俺が頑張る。
毎日が楽しくてしょうがない生活を送れるようにするから。」
「そんなの………」