SugarⅠ


――――ガチャ…



ゆっくりと歩るき、静かに寝息をたてている女の子に近づいた。





「血……ちょうだい?」



そう言って、ベットで気持ち良さそうに寝ている女の子に跨った。



―――――ギシッ…




ツツーっと、指先でゆっくりと首筋を撫でた。



「…んっ………」



少し開いた唇からは、甘い声が聞こえる。



形の整った唇に、自分のそれをフニッと押し当てた。



ゆっくりと、位置をずらしていき、首筋に吸い付く。
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