SugarⅠ


「ほら、あの子あの子!!」


と、晴の指差した先を見ると、確かにスラッとした、綺麗な女の子がいる。


「へー。」


「話かけようぜ。」


「お前1人で行けよ…」


俺は関係ない。


「俺ら親友だろー」


うざい。


「なぁ、涼ぉー」


うっとおしい。


「涼くーん」


………………


「涼ちゃんっ」


「だぁっ!分かったよ!!
行けばいいんだろ、行けば!!」


「さっすがー♪」


「あぁ…」
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