SugarⅠ

「うっわ、気持ちこもってねー!」


「どうでもいい。つーか、マジとか言ったんだから半年は続かせろよ。」


「当たり前!!
てかお前気が早ぇよ〜、まだ付き合ってねぇんだし。」


「はいはい。」


奈々ちゃんだっけ?

俺のタイプじゃねーし、どこがいいのか分かんねぇけど。



「ま、頑張れよ。」


そう言って、賑やかな人混みを掻き分けていく。

「お前もな。」


「っ!?//;」


口笛を吹きながら歩く晴。
やっぱりこいつには叶わねぇや……


「おう…///」


返事をして、帰る。


「今年の夏は楽しくなりそうだなー」


「あぁ…そうだな。」







見とれてしまった

君のすべてに


反則だよ、ずるい


-End-
< 28 / 114 >

この作品をシェア

pagetop