SugarⅠ

「なぁ……」


「「はいっ!!;」」


あたしをギュッと抱き締めて、晴君と奈々を睨んだ。



「美海泣かせるようなことしたなら…」


そのまま、黒い笑みをして





「ただじゃおかねぇよ?」



「「やってません!!;」」



必死に弁解している2人を見て、あたしは笑ってしまった。



「涼、大丈夫だよ。何もされてないから。」


「え?」
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