SugarⅠ
「はいっ、実験結果!」
「有明君は美海のことになると、恐ろしい人だ!」
「わー」なんて言いながら、パチパチ拍手する奈々と晴君。
そんな中、あたしの腕を引いて、歩き出した涼。
「美海、何かあったらすぐ言えよ? 俺が守るから。」
その言葉に、あたしの顔は赤面する。パタパタ仰いで熱を冷ます。
「……ありがと。」
「照れてんの?」
「照れてなーい//」
「可愛い。」
君が怒る理由
そんなことどうでもいいや
だってね
怒らせたらスッゴく怖いんだもん!
(俺が守るよ)
(あたしは大事にされてるみたいだね)
(当たり前)
-END-