だって君が好きだから。
7
「生クリームついてる」
クスクス笑って
あたしの口についている
生クリームをとってくれる。
「ふふ、ありがとう♪」
「…可愛い〜優梨。」
「なっ、やめてよ。
……恥ずかしいじゃんか」
「優梨、可愛いんだもん。」
「……ありがとう。
なんか、修キャラ
かわったよね?」
あたしは照れをごまかして
話をすり変えた。
「そ?前から優梨には
超、優しかったっしょ?」
「え〜?
最初あたしに意地悪だった。」
「照れ屋の愛情表現。」
クスッと笑って
あたしにキスをする。
たくさん人がいるのに!
あたしは顔を真っ赤にして
下に視線を移す。
「照れてんの?」
「照れてないよ…」
嘘、本当は照れてる。
だけど恥ずかしいから秘密。