だって君が好きだから。



「優梨、胸でかくなった?」




「セクハラだセクハラ!」



「じゃぁ優梨もセクハラだ。」




エッチが終わった後
ベッドの中で修があたしを
ギュッと抱きしめてくれる。

あたしこの時間好き。
すごい幸せに浸れるから。



「あとちょっとしたら
学校行こうか…。
今からなら昼休みには着くよ。」




「うん、そうだね?
きっと真樹に怒られるよ」



「え、俺が怒られんの?」




「うん、真樹きっとね、
あたしの優梨に何すんのよー!!
って言うと思うよ。」




「真樹、優梨のお母さんみたい
…でも真樹のもんじゃなくて
優梨は俺のだよな?」



ほらまた、そうやって
かっこいいことをサラッと言う。




「…違うもん。
あたしは、みんなのものだもん」




「え〜それヤダ。
優梨は俺のがいい…。」




「…じゃぁ特別にだよ。」



そう言ってあたしから
修にキスをした。



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