だって君が好きだから。


「あぁー!!2人共遅い〜」



学校に着くと真樹が
一目散にあたしたちの
元に走ってきた。




「ごめんごめん。」




「何してたの〜?
2人してサボってデート?」




「うん、そうデート。
ホテルでね〜」




修のバカ!
余計なこと
言わなくていいのに。




「あたしの優梨に何すんのよー!」




「あっ、まじで言った」




「ね?言ったでしょ」




「優梨〜〜
あたしは修の次なの〜?
そんなの嫌だよー」




「次とかそんなの違うよ〜
2人共大好きだもん♪」




「優梨〜」




真樹はあたしに
ぎゅうっと抱きついてくる。
あたしはよしよしと
真樹の頭を撫でてあける。



「優梨がイチャつくなら
あたしだって優樹と
イチャイチャしてくるもん」



真樹はそう言って
カバンを持っと走って
どこに行ってしまった。



きっと優樹くんに
会いにいくんだろうけど。


真樹ってば自由人間なんだから。




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