だって君が好きだから。
でもだんだんキョーちゃんは
女たらしだと言われるようになった。
モテるキョーちゃんを
ひがむ男子から
いいようには思われていないみたい。
キョーちゃん
いい人なのになぁ。
「キョーちゃん!!
今日真樹と修とでカラオケ
行くから一緒に行かない?」
「あっ、悪い…。
俺用事あるからパス」
「そっか、じゃぁまた
一緒に行こうね♪」
「おう、じゃぁな」
キョーちゃんは手を降って
帰っていってしまった。
「キョーちゃん
用事あるからこないって」
「最近、恭平付き合い悪いね」
「どうせ、また女の子だろ?」
「あぁ〜、なんか最近
やたらとモテてるもんね。」
修と真樹は呆れたように
話していた。
「あたしなんか、
恭平のファンにぐちぐち
言われてたからさ、
思いっきり言い返したよ」
「女の子ってこぇー
優梨は全然怖くないけど」
「優梨だってあんたが
とられそうになったら
言えるだけ言うわよ。
ねっ、優梨?」
「あたし、がんばるよ?」
「大丈夫、優梨にそんなこと
言わせないように
俺が、ずっと一緒にいるから」
「はいはい、
イチャイチャするなら
他でしてくれますか〜?」
「うっせー真樹。」
…キョーちゃん大丈夫かな?