だって君が好きだから。
ミートスパゲッティもサラダも
無事に成功してテーブルに運ぶ。
「わぁ〜おいしそぅっ!!」
真樹が目を輝かせて言った。
「うまそ〜!」
修も嬉しそうに言った。
そんなに喜んでくれるなんて
作ったかいがあったなぁ。
「「いただきまーす」」
みんなで手を合わせて
食べ始めた。
「「うまーい」」
みんなでハモってるし。
本当、作って良かったぁ♪
「優梨、まじ天才♪」
キョーちゃんがそう言って
あたしの肩をバシバシ叩く。
「本当、いいお嫁さんになるよ。」
真樹がそう言うと
「俺がもらうし」
ってキョーちゃんが
あたしの肩を抱く。
「いやいや、俺がもらう」
修までそんなこと言って
あたしの腕を引っ張る。
修がそんなこと
するはずないのに…
あっ、お酒飲んでるからか。
修の左手を見ると
生ビールの缶が握られていた。
な〜んだ、びっくりしたぁ。
「てか、みんなまだ昼間だよ〜?
お酒は夜にしようよ〜」
「夜は夜でまたすればいいだろ〜」
キョーちゃんまで
そんなこと言うんだから。