だって君が好きだから。


「優梨、ゲームしよっか。」




キョーちゃんは
あたしが好きな
りんごジュースと
テレビゲームを持ってきた。



「うん、いいよ!
ジュースありがと」




「うん。
俺このゲーム超強いよ?」




「あたしだってできるよ?」




「なら、勝負しよっか。」




「うん、いいよ。」




このゲーム修といつも
勝負してたやつだもん。




「負けたら何にする?」




「え〜そんなのあるの?」




修もいつも勝負に負けたら
俺の言うこと聞けとか
なんとか言ってたな。




「なんでもいいよ
キョーちゃんが決めて」




「じゃぁ、俺の言うこと
ひとつだけ聞いてよ。」




「うん、いいよ!」




あたしたちは
真剣勝負をした。




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