だって君が好きだから。
「っで?
結局恭平と付き合う事に
決めたんだね?」
「…うん。
あたしが泣いてる時に
いつも隣にいてくれるのは
紛れもなくキョーちゃんだから。」
「ふ〜ん
まっ、あたしは優梨が決めた方
応援するからね。」
「ありがとう、真樹。」
「当たり前でしょ〜
なんかあったらすぐに
あたしに言ってね。
何があってもあたしは
優梨の見方なんだから」
「真樹〜!!大好き!」
あたしは真樹にギュッと
抱きついて言った。
「はいはい、
あっそういえば次席替えだ。
優梨はくじ運悪いからね〜」
「え、席替えなの?
真樹と離れないかな?」
「あたしくじ運いいから
きっと大丈夫だよ!」
「そうだよね、
一番前とかだったらヤダな」
「それより、修の隣になったら
気まずすぎるじゃん。」
「あっ、本当だね。
大丈夫だよ、近くなった事
あんまりないしね!」
「まっ、がんばろっか」
「うん、そうだね!」