だって君が好きだから。


「俺もわかんね」




キョーちゃんもそう言う。


2人ともひどいんだから。



「聞きたかったのは
それだけ!ありがとうね」



クラスメートは
一目散に修の元に走っていった。




「げっ、手早っ」




真樹はそう言って
あたしと顔を合わせた。




席に着くの気まずいなぁ。
…どうしよう。



早く、あの子
席に戻ってほしいよ〜。




「優梨、席戻ろっか。」




キョーちゃんがそう言って
席まで一緒に来てくれた。



修と一瞬目があったけど
一瞬で目を反らした。




「じゃぁまたあとで」




キョーちゃんが席に戻ると
修と話している子も
席に戻って行った。



気まずいよぉ〜



< 233 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop