だって君が好きだから。
「俺もわかんね」
キョーちゃんもそう言う。
2人ともひどいんだから。
「聞きたかったのは
それだけ!ありがとうね」
クラスメートは
一目散に修の元に走っていった。
「げっ、手早っ」
真樹はそう言って
あたしと顔を合わせた。
席に着くの気まずいなぁ。
…どうしよう。
早く、あの子
席に戻ってほしいよ〜。
「優梨、席戻ろっか。」
キョーちゃんがそう言って
席まで一緒に来てくれた。
修と一瞬目があったけど
一瞬で目を反らした。
「じゃぁまたあとで」
キョーちゃんが席に戻ると
修と話している子も
席に戻って行った。
気まずいよぉ〜