だって君が好きだから。
『優梨が言えない理由
わかるよ、あたし。
でも…あたしってそんなに
信用ないかな?』
「…真樹。
ごめんね、言えなくて。」
『いいのいいの!
優梨の気持ちは気づいてたよ。
いつ言ってくれるのか
あたしずっと待ってたんだ。
だから今日言ってくれて
すごいうれしいよ!』
あたしバカだな…。
真樹はずっとあたしが言うの
待っててくれたのに
早く言えばよかったよ。
「真樹、ありがと。
ホントはずっと言いたかった
でも彼女がいる人を好きだなんて
言ったら絶対に反対とか
されるだろうなって思っちゃって。
そしたらなかないえなくて。」
『うん、わかるよ。
あたしが優梨でもなかなか
言い出せないと思う…
でも、優梨は修が好きなんでしょ?
だったら優梨もがんばって!
あたしは全力で応援する!』
「ありがとう、真樹!」
あぁ、スッキリした。
誰かに話すだけでこんなに
スッキリするんだね。
真樹ありがとう。